カリスマ女性実業家が教える、自分と毎日が輝き出す食習慣
カリスマ女性実業家、美LIFEクリエイターの長谷川朋美さんに、最新刊『自分と毎日が輝き出す50の習慣』より、食にまつわる習慣を教えていただきました。
間食は、実はヘルシーで仕事の効率をよくする
ランチも済ませて一仕事すると、ちょっぴり甘いものが欲しくなったりしませんか?
それは一生懸命働いた証拠。頭を使うと、脳のエネルギーが消費されて甘いものが欲しくなるのです。
脳のエネルギー源は「糖」しかありません。糖が切れると集中力が落ちたり、疲れたりしてきます。そんな時は積極的に、こまめに糖を補いましょう。
とはいっても糖のとり方にはいくつかルールがあります。
・ 精製された糖(白砂糖)を避ける
精製された糖(白砂糖)は急激に血糖値を上げてしまいます。
血糖値が急激に上がると、膵臓からインシュリンというホルモンが分泌されて、血中のブドウ糖を体内に取り込みますが、しばらくすると今度は急激に血糖値が下がるので、また甘いものが欲しくなってしまうという悪循環に陥ります。
しかも過剰に取り込まれたブドウ糖は、脂肪になってしまうので、太りやすくもなりますし、血糖値のアップダウンを繰り返すと、脳も疲れて鬱症状になったりもします。
甘いものが欲しい時、一番手っ取り早くヘルシーなのは、ハチミツを舐めることです。
ハチミツは低カロリーなのに甘みを感じやすく、オリゴ糖なので腸内細菌の餌になり、健康・美容によい効果があります。私は家にも職場にも常備しています。
・ 食物繊維と一緒にとる
ハチミツ以外にいいのは、お芋やバナナなど自然の甘みのものです。食物繊維を一緒にとることが大切なので、ダークチョコレートとナッツを一緒に食べたり、ドライフルーツを食べるのもいいですね。
食物繊維と一緒にとることによって、血糖値の上昇が穏やかになり、また脳の疲労も回復します。お腹も満たしてくれて一石二鳥です。
・ 一気に食べず、小まめに分けて食べる
糖は疲れた時に少量ずつとるならいいのですが、一気にとると中毒症状を引き起こしてしまいます。どんどん欲しくなり、甘いもの依存症になりがちです。 疲れたな……集中力が途切れたな……と感じた時に少量ずつ糖を補うことによって、夕食の時間まで、元気に集中して仕事に取り組めるようになるでしょう。
「間食は太るから我慢する」という人もいますが、間食なしですっかりお腹を減らした状態で夕食をとると、必要以上にカロリーを体に取り込んでしまうことになるので、太りやすくなります。
さらには一気に食べると、消化不良を起こしやすくなります。
体のためにも、午後から夕方の間食は大切なのです。